資産価値の下がりにくいマンション、値上がりしそうなマンションを長期間のローンで購入する人にも、5つの問題があります。
- 資産価値の下がりにくいマンション、値上がりしそうなマンションは購入価格が高いので、無理をした長期間のローン返済計画の可能性あり。
- 管理費の増加
管理費の値上げ: マンションやアパートの管理費は、物件の維持管理に必要な費用であり、経済状況や物件の老朽化に応じて増加することがあります。特に、管理会社の人件費や資材費の上昇が影響します。
滞納者の増加: 管理費の値上げに伴い、住民の中には支払いが困難になる人も出てくるため、全体の管理費収入が減少し、さらなる値上げを余儀なくされることがあります。 - 修繕積立金の不足と値上げ
修繕積立金の不足: 多くのマンションでは、将来の大規模修繕に備えて修繕積立金を積み立てますが、計画が不十分な場合、必要な資金が不足することがあります。この不足が発生すると、急遽一時金を徴収する必要が生じ、住民に大きな負担を強いることになります。
急激な値上げ: 修繕積立金が不足すると、必要な修繕工事を行うために積立金を大幅に値上げすることがあり、これが住民の経済的負担を増加させます。 - その他の出費
突発的な費用: 設備の故障、予期せぬ事故や災害による修繕が必要になった場合、追加の費用が発生します。これにより、計画外の出費が生じ、家計に影響を与える可能性があります。 - 予想より少ない収入、病気、辞職、離婚が発生した場合、収入が減少して毎月の支払が困難になることがあります。
これらの要因が重なることで経済的な負担が増し、最終的には支払いが困難になる可能性があります。資産価値の下がりにくいマンション、値上がりしそうなマンションを購入することで頭がいっぱいになっていて、これらの問題を十分に考慮しないで長期間のローンで購入する人は意外に多いのです。購入前に5つの問題を十分に考慮できた人は運がいい。
不動産業者とマスメディアはマンションが購入されるほど儲かりますので、ほとんどの場合、客の購入をあおる情報・行動にかたよっています。
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